ぼたん園で食す季節の味覚

東京都内で有名なぼたん園には台東区の「上野東照宮ぼたん苑」があり

ます。

上野東照宮は1627年徳川家康の遺言を受け、伊勢・津藩主の藤堂高虎

が自邸内に創建しました。後に徳川家光によって改築され、現在でも豪壮

な社殿が残され、殆どが重要文化財に指定されています。

 
上野東照宮ぼたん苑は1980年に日中友好を記念して開園した回遊式ぼ

たん庭苑で、当初は上海及び洛陽植物園から寄贈された中国ぼたんを中

心に70品種でしたが、現在では約250品種3200株の日中洋のぼたんが

艶やかに咲き誇り、春を彩ります。中には北宋時代に洛陽の植木職人が白

ぼたんの根元に漢方薬を撒いて咲かせた緑色の八重咲き「豆緑」などの

珍しい品種もあります。例年4月中旬から花の見ごろを迎え、ぼたん祭りが

開かれます。苑内のお休み処では、冷やし甘酒やお団子など季節の甘味

が味わえます。他に早春と初冬の二期咲き品種が約40品種600株あり、

例年元旦から2月中旬まで「冬ぼたん」として公開されています。

 

上野東照宮は日本最古の公園の一つである上野恩賜公園の園内にありま

す。園内には、上野公園の創立とともに作られた風雅な料亭があり、月替

わりの懐石などで季節の味が楽しめます。同じく歴史を刻むフレンチの名

店もあり、格式がありながら上野らしい肩をはらない気軽な雰囲気で食事

ができます。

駐車場は公園内にあり、100台を収容できます。